FX初心者入門

アベノミクスとは

【著者】 児山 将

FX初心者入門|2014/08/07

アベノミクス3本の矢

2012年末に出てきたこの言葉「アベノミクス」
今や大人なら誰でも知っている言葉で、2013年の流行語大賞にもなりました。

元々アメリカのレーガン大統領の金融政策のことを指し、「レーガン」と経済の「エコノミクス」を合わせて、『レーガノミクス』と皮肉ったことにちなんでいます。

アベノミクスは、デフレと景気の低迷からの脱却を目的としており、3本の矢と呼ばれる経済政策があります。

・第一の矢である「大胆な金融政策」
・第二の矢である「機動的な財政政策」
・第三の矢である「成長政略」

この政策を実行することにより、日本の景気が回復するという期待が高まり、株価は上昇。円安になりドル円が上昇することから、輸出企業の収益が伸びるという寸法です。

第一の矢である「大胆な金融政策」

・2%のインフレ目標を設定
⇒デフレ対策として、消費増税の物価上昇を除いた上昇率を2%に設定。
・無制限の量的緩和
⇒日本銀行が市場に資金を供給し、2年間でマネタリーベース(資金流通量)を2倍にすること。
2013年4月時点で130兆円なので、これを260兆円まで増加させるという政策。
要は、たくさんお金を刷って、じゃぶじゃぶ状態にしようということです。
・リーマンショック以降、長きにわたる円高の是正
・日本銀行法の改正

⇒日本銀行の金融政策の自由度を拡大するために、日銀法の改正を行いました。

第二の矢である「機動的な財政政策」

・大規模な公共投資
⇒国土強靭化計画として、老化した橋や高速道路の補修を行うこと。
民間企業に発注するため、雇用を創出し、企業の利益に繋がり、株価の上昇にもつながります。

第三の矢である「成長政略」

・民間企業の設備投資を喚起する政策のこと
⇒これまで低迷していた景気の影響で、企業が設備投資を積極的に行わず、景気がより冷え込む原因となっていました。
「日本再興戦略」という3つのプランを政府が実行し、設備投資をし易い環境を整えることで、景気を回復させようというものです。

「日本再興戦略」
・産業の基盤を強化するための日本産業再興プラン
・今後発展が見込める分野への投資を促す戦略市場創造プラン
・将来の世界市場をにらんだ投資を活性化させる国際展開戦略

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