FX初心者入門

2014年越しのドル円動向

【著者】 児山 将

持ち越しのリスクは低い

毎週末、基本的にポジションを持ち越さないことがリスク管理のひとつとなります。
特に、週末には選挙やG8、20などがある際には注意が必要です。では、年越しの際の持ち越しはどうなるでしょうか。年初から地政学的リスクが悪化するようなことは基本的に少ないと考えられることから、ポジションの持ち越しはそれほど大きなリスクではないようです。
実際に、2007年から過去7年間の年越しのドル円の動向を確認したところ、一番大きく動いた年が2008年に30銭程度上昇して始まったのもだけとなっております。この結果から見ても、ほとんど動かないようですね。

さて、昨日は120円にあるとされていた年金の買いオーダーのラインを切ったかと思うと、一瞬で119.60円まで下落し、その後も119円を割れ、118.88円まで下落しました。一部では、日経平均の1月5日までのオプションの利益確定を行い、その噂から日経平均の下落を引き起こしたとされています。恐らく、そのことがドル円の利益確定による下落を引き起こしたのではないでしょうか。

さて、2015年のドル円の予想が130円という予想が多いことから、既に大きく買いを持っている投資家が多い為、「年初から2014年の1月ように伸び悩む展開となるのでは」という声もあるようです。
しかしながら、昨日の下落で大くの機関投資家も利益を確定したと考えられます。そして、直近の安値である115円台から120円台後半までのペースが速かったことから、買えていない投資家が多いことや、輸入企業などの実需の買いが例年以上にあることが考えられます。
そのことから、1月5日から本格的に機関投資家が動き始めると、何か新たな材料が出てこない限り大きな下落はないのではないでしょうか。そのことから、年初に急落したところは良い買い場になりそうです。

ちなみに、サラリーマン投資家として多くの専門誌や、ヤフーのトレードバトルで活躍中のひろぴーさんは、LINEで113.80円まで下落してほしいと言っていました。色々な方とFXのLINEグループで情報交換しているのですが、多くは113円程度(12月始まりね)までの下落を想定しているようです。
私は115円割れはないとみているのですが、短期トレードなのでこれは材料次第ですね。

ドル円

それでは、良いお正月をお過ごしください!
来年も、どうぞよろしくお願い致します。

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