FX初心者入門

なぜFX会社ごとにスプレッドが違うのか

通貨ペアごとにスプレッドが違うという話をしましたが、FX会社ごとにそれぞれの通貨ペアのスプレッドも異なってきます。

唯一同じなのは、くりっく365です。くりっく365は取引所取引ですのでスプレッドは取引所が決めます。その為、どのFX会社から発注してもスプレッドは同じになります。手数料は各社によって差があり、どの通貨ペアも無料の会社から通貨ペアによっては1万通貨あたり300円程度かかる会社があるようです。

スプレッドは明記されていないので不明ですが、ドル円で2銭程度とやや高めになっているようです。

店頭取引のスプレッドの違い

まずは、スプレッドがそれぞれ違う店頭取引の各FX会社のスプレッドを見てみましょう。

4社スプレッド
↑クリックで拡大

ドル円のスプレッドはSBIFXトレードが一番小さい0.27銭となっており、外為オンラインが1.0銭となっています。

その差は約3倍です。
なぜ、FX会社会社によりスプレッドが違うのでしょうか。

答えは、FX会社に聞いてみないと分かりません、、がその理由は主にカバー先の金融機関取引量があるのではないでしょうか。

カバー先金融機関の違い

カバー先の金融機関(銀行、証券会社の子会社など)は、インターバンク市場で取引されているレートをFX会社に提示します。通常、このカバー先金融機関は複数と契約を結んでおり、もしもひとつの銀行で取引ができなきなったとしても、安定してレートを提示できるようにしています。

また、複数の金融機関がカバー先にあることにより、より有利なレート(ベストプライス)を提示することができます。

以下のように5つのカバー先があるとします。

カバー先 Bid Ask
M銀行 120.10円 120.11円
CS銀行 120.11円 120.12円
Cバンク 120.10円 120.11円
GS証券 120.09円 120.12円
MS証券 120.11円 120.13円

このようなドル円レートがカバー先から提示されている場合、個人投資家の売りの値段(Bid)は最も高い120.11円になり、個人投資家の買いの値段(Ask)は最も安い120.11円が投資家に提示されるレートになります。

この時は、買いと売りのスプレッドが0銭となりましたので、FX会社のシステムで自動的に最低スプレッドが提示されることとなります。

取引量の違い

日本のFX会社のFXの取引量は膨大です。
日本人FXトレーダーのことを、海外からはミセスワタナベと呼ばれるほど有名でもあります。

これは、リーマンショック以降日本株は低迷しており、ドル円が下がり続けたことから、徐々に株式投資家が為替市場に流れてきました。そして、急激な円高により外貨預金をする人が増えるとともに、FXを始める人も増えてきました。

そうなると、取引量が急増します。当初、FXの取引のコストとして、ドル円でも2,3銭のスプレッドに加え、手数料が数百円ありました。

しかし、取引量が増えたことにより、より多くの顧客獲得の為に手数料が無くなり、スプレッドはドンドンと縮小していったのです。

このことから、月に100兆円を越える取引量のあるGMOクリック証券とDMMFXがスプレッドを縮小しても収益をあげられる条件が整っているといえます。

参考までに、主要FX会社のスプレッドを掲載しておきました。

FX会社 ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
GMOクリック証券 0.3銭 0.7銭 1.2銭 0.8銭 0.6pips
YJFX 0.4銭 1.0銭 1.8銭 0.9銭 0.8pips
SBIFXトレード 0.39銭 0.99銭 1.59銭 0.88銭 0.99pips
外為オンライン 1.0銭 2.0銭 3.0銭 3.0銭 1.0pips
みんなのFX 0.4銭 0.6銭 1.0銭 0.7銭 0.9pips
DMMFX 0.4銭 0.7銭 1.2銭 0.8銭 0.6pips

>>FX会社スプレッド比較ランキング
>>なぜ通貨ペアごとスプレッドが違うのか
>>FXのスプレッドと取引時間
>>FXスプレッドとは-通貨ペアの買値と売値の差

top