FX初心者入門

FXの注文方法

【著者】 児山 将

FXのデモトレードをしてFX会社を選んでみようと意気込んでいても、何やら専門用語がたくさん並んで意味不明。

ここでは、FXの注文方法を説明していきます。

便利な注文方法もありますので、FXの口座を開いたその日に確認しておきましょう!

成行注文、ストリーミング注文

現在の価格で注文することを成行注文といいます。
取引数量を指定して、売買ボタンを押せば必ず売買が成立します。
ドル円が100.05円であれば、基本的にその時に成行で買い注文を出せば100.05円で買うことができます。
しかし、注文してから約定までに100.06円になった場合も、売買は成立となります。
この、1銭のズレをスリッページをいいます。
多少値段が動いたとしても、必ず売買したい場合に使用します。

成行注文
なお、取引ツールにはこのスリッページ設定というものがあり、5銭以上動いた場合は、売買が成立しないように設定することもできます。

一方、ストリーミング注文はやや違います。
注文してから、約定するまで、レートが変動した場合は、約定することはありません。
ですから、指定した値段で売買したい場合にオススメです。
市場が急変して大きく変動した場合は、約定されることはありません。

指値注文

あらかじめ指定(予約)した値段で売買する注文のことです。
英語でリミットオーダーともいいます。
買い注文の場合は、現在よりも有利な値段(安い価格)で買うことを指定します。
逆に、売り注文の場合は、現在よりも高い価格で売ることを指定します。

指値注文

逆指値注文

指値注文同様、あらかじめ指定した値段で売買する注文です、
英語でストップロスオーダーといいます。
指値注文とは方向が逆を指定します。
買い注文の場合は、現在価格よりも高い値段で買いを予約。
逆に、売り注文の場合は、現在よりも安い値段で売ることを予約します。

本当に今よりも価格が上がるかどうか不安な時に、実際に価格が上昇してから買いたい場合や、既に売買を行っており、決済をする際に今以上利益が減った(損失が拡大した)時に使用します。

逆指値注文

IFD(イフダン)注文(IFD=IF DONE)

新規の注文と同時に、決済注文も同時に出しておく注文です。
注文が成立した後に、思惑通り市場が動いた後に、きちんと利益を確保する場合に使用します。

例えば、現在ドル円が100円だとします。
このまま上昇するかもしれないけれども、もう少し安くなったら買おうと思い、99円に買い注文を入れて、102円で決済注文(利益確定)を入れておくことができます。

*ただし損切り注文(ストップロスオーダー)を入れられないので、新規の注文が成立した後には、逆指値注文を入れておいた方が良いでしょう。

OCO注文(オーシーオー注文)

指値と逆指値注文を同時に出すことのできる注文です。

どちらに動くか分からないけれども、動いた方向にポジションを持ちたい場合、または決済を行いたい場合に使用します。

例えば、現在ドル円が100円の場合。
価格が上昇し、105円になったら買いを、しなしながら、下落して95円になったら売りたいという場合に使用します。
片方の注文が約定すると同時に、もう片方の注文は自動的にキャンセルされます。
この場合も、損切り注文(ストップロスオーダー)を入れられないので、新規の注文が成立した後には、逆指値注文、指値注文を入れておいた方が良いでしょう。
OCO注文

IFO注文(IFO=IF DONE OCO)

イフダンオーシーオー注文といって、IFD注文とOCO注文を組み合わせた便利な注文方法になります。
新規の注文を取る価格を設定し、同時にその利益確定の値段と損切り注文の価格を設定することができます。

具体的には、現在ドル円が100円の時に95円で買い注文を予約して、利益確定(指値注文)は110円に設定。
逆指値注文(損切り注文)は90円といった具合で使用します。

超短期売買を繰り返すスキャルピングトレーダー以外は、使用頻度がとても多い注文方法ですから、使いこなせるようになっておきましょう。

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