FX初心者入門

投資家に噂のジブリの呪い(法則)を検証!

【著者】 児山 将

投資家の方にすっかりおなじみとなったジブリの法則。

これは、金曜ロードショーでスタジオジブリ作品が放映されると、高確率でその日のドル円とNYダウ、翌営業日の日経平均が大荒れとなる法則(ジンクス)。

急落するイメージが大きい為か、ジブリの呪いと呼ばれることも多々あります。

最近では3週連続にわたってジブリ作品が放映されるようなことが増えてきており、その危険性を指摘する個人投資家も多い。

特に警戒されるのは『米国雇用統計×ジブリの法則×月曜日が祝日」というパターン。

雇用統計が予想を大きく下回り、NYダウとドル円が下落。月曜日には日本が祝日ということで円高が一段と進み、日経平均は-400円安などの大暴落で始まることが予想されるためです。

また、ジブリの呪いを信じてドル円を売ったり、先物を売ったりして利益を得ようとする投機家も出てきており、毎回市場を賑わすテーマとなっています。

作品名では、滅びの呪文『バルス』が唱えられる「天空の城ラピュタ」が一番警戒されるものとなっています。

個人的に、ジブリに振り回されたくないことから、過去2年間(2015年~2016年)のジブリが放送された日のドル円の値動きを調べてみました。

結果をご覧いただき、一喜一憂・トレードの肴としていただければ幸いです。

ジブリの法則検証結果

年月日 作品 雇用統計結果 勝敗 値幅
2016/1/13 風の谷のナウシカ
2016/11/18 猫の恩返し 円安 80銭
2016/11/11 紅の豚 円安 14銭
2016/11/4 となりのトトロ 下回る 円安 30銭
2016/8/12 コクリコ坂から 円高 63銭
2016/8/5 もののけ姫 大きく上回る 円安 50銭
2016/1/22 魔女の宅急便 円安 1円3銭
2016/1/15 天空の城ラピュタ 円高 1円10銭
2015/10/9 思い出のマーニー 円安 32銭
2015/10/2 ハウルの動く城 大きく下回る 円高 1円30銭
2015/8/28 平成狸合戦 ぽんぽこ 円安 45銭
2015/8/21 おもひでぽろぽろ 円高 1円30銭
2015/8/14 火垂るの墓 円高 15銭
2015/3/13 かぐや姫の物語 円安 15銭
2015/2/20 風立ちぬ 円高 65銭
2015/2/13 崖の上のポニョ 円高 30銭
平均 下回る 中立 61銭

ナウシカもラピュタも怖くない?

過去5回の『風の谷のナウシカ』の際のドル円の値動きは以下の通り。

2013年12月27日:40銭ほどの円安
2012年5月11日:ほぼ動かず
2010年2月19日:30銭の円高
2008年6月6日:1円5銭の円高
2006年2月3日:60銭の円安

つまり、統計的に優位性はなさそうです。

一番ヤバそうな『天空の城ラピュタ』はどうでしょうか?

2016年1月15日:円高 1円10銭
2013年8月2日:円高  約60銭
2011年11月9日:横ばい
2009年11月20日:横ばい
2007年6月15日:円安  50銭

うーん、動く時は円高という感じでしょうか。
ラピュタをもってしてもこの程度です。

やはり、都市伝説は都市伝説でしかなく、噂に振り回されないようにしたいですね。

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