FX初心者入門

過去の暴落相場の週明け動向を振り返る

【著者】 児山 将

4月28日(木)の日銀金融政策決定会合では、政策の現状維持を決定。

発表後にドル円は約3円の急落となり、日経平均に至っては高値から900円の下落となりました。

今回の政策変更への思惑は過去2年以来の高さだったため、海外勢からの失望売りが殺到したのだと思われます。

翌日29日(金)も円高の流れは継続。ドル円は2014年10月来の106円台に突入して取引を終えました。
大変な値動きとなっており、週明けにさらに円高が進むのかどうか気になるところ。

■ドル円30分足
ドル円30分

そこで、過去の暴落相場が起きた際の週明けの値動きを振り返ってみて、週明けの値動きを想定してみたいと思います。

ギリシャショック&国民投票

2015年の夏には、ギリシャの国民投票でマーケットは大いに振らされました。

国民投票はいづれも週明けとなりますので、早朝から為替相場は大波乱を迎えることになります。

いづれもマーケットにとってはネガティブな内容となり、特にギリシャが緊縮策を受け入れないと決まった7月6日は非常に恐ろしく感じました。

結果は、週明けいずれも大きく下窓となったもののほぼ窓を埋めるほどの戻しを見せています。

■ユーロ円4時間足
ユーロ円4時間足

チャイナショック

2015年8月には上海株の暴落に端を発する世界同時株安が発生。

水・木・金曜日と下がり続けた株価の後を追うようにドル円も120円割れ。月曜日のNY市場が始まる少し前についにクラッシュとなり、10数分で3円ほどの暴落となりました。

■ドル円4時間足
チャイナショックドル円

この前の週は高値から122.10円で引けており、翌週月曜日は121.95とやや下窓を開けてスタート。そのまま窓を埋めることなく、1日で5円近くの下落となりました。

マイナス金利導入後の下落

1月29日(金)に日銀はマイナス金利を導入。
当日は円安に振れたものの、翌週から株安・円高の流れになりました。

マイナス金利導入後のドル円

ドル円は1週間ずっと下落しており、週明けの下窓を開けて始まるのかと思いきや、以外にも同水準でスタート。
欧州時間までは約80銭の円安に振れるという動きを見せました。

しかし、その後再び下落の流れとなりNY市場で大きく下落。2年ぶりの安値となる111.50円を下回ることになりました。

115円割れ後の安値トライ

2月9日に115.50円を割り込んで以降、ドル円は115円に戻せていません。

その後に110円を割り込んでしまい月曜日を迎えた日が2日ありました。

その時のチャートが以下

■ドル円1時間足
ドル円1時間

週明けこそ大きく下に突っ込みそうなものの、下げても直近の安値付近で止まる動きとなっています。
かなり円買いポジションが傾いていて、利益確定の動きと相殺されたようですね。

まとめ

上に挙げた4つのケースでは、下窓を開けたケースが3回ありました。
ギリシャは特殊要因なので除くとすると、チャイナショックの時が一番近いでしょうか。

しかし、その時と違う点は多々あります。

・高値圏でない。
・重要なレジスタンス105円が近い。
・すでに大暴落が起きている。

これらから、2月のケースの方が近いのではないかと考えられます。

個人的には、105円付近はサポートされると考えていますので、オーバーシュートしても104円半ばまで。

東京株が始まるまでは突っ込む余地があるものの、これ以上下に突っ込む材料うも新規の投機マネーもないと考えています。

現在のポジションはポンド円と少しの豪ドル円売り。
スワップ金利投資実践用のトルコ円が少し。
(参考:トルコリラ円でスワップ金利投資開始!)

週明けに同水準か下窓で市場が開いた際には、まずは売り狙い。
しかし、9時以降は買い戻してむしろリバウンドでドル円・ポンド円の買い。中長期のトルコ円を買い増ししようと考えています。

105円を軽々と割り込んだら、、、
100円割れまで売るしかないですかね。

週明けの為替市場は大波乱の予感がします。

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