FX初心者入門

上海発、ドル円暴落 昨夜の急落で下げ止まり?

【著者】 児山 将

マーケットの痛みを知る

上海市場の5%もの急落で始まったともいえる、日経平均や為替相場の急落ですが、昨日は121円から118円割れまでの3円の下落を引き起こす大暴落となりました。日経平均は引けは17,800円台でしたが、先物市場では17,300円までなんと400円安となるところまで進み、本日の日経平均も400円安となる17,412円で引けました。それでも、安値は17,308円ですから、良く戻したといえます。

急落の原因とされている上海は本日は2.93%高となり、一時はマイナス圏に突入していましたが、かなりのリバウンドとなっています。ドル円もそれに吊られるように119円台に回復してきましたので、日経平均をみるより上海総合指数を見て取引した方が良いかもしれません。

そもそもの上海総合の下落の原因は?

/まずは上海総合指数のチャートをご覧下さい。

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Yahoo!ファイナンス:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=000001.SS&ct=w

ここ最近はとても上昇していることが分かります。これは、先日中国が数年ぶりに利下げを行って以来、金融緩和への期待が高まっており、株価は上昇しておりました。

しかし、金融緩和は行われないということになり、さらに資金繰りのための条件が厳しくなったことを受けて、13連騰でしたが、していた上昇分を一気に吐き出していく5.4%の急落となりました。ドル円と何だか似ていますね。しかし、ドル円は12円の上昇に対して、まだ3%程度しか下落していません。
2013年にドル円が70円台後半から103円まで約25円上昇した際には、一度5円程度の押し目が一度あり、最終的に天井から10円下落するということになりました。今回は102円から110円まで上昇し、一度5円の下落があり、ほぼノンストップで11円上昇することになりました。そういった意味では、今回の下落は更にキツイ下落となるかもしれません。

仮に10円下落するとすれば、112円まで下落することとなりますが、今回はそこまで大きな下落を引き起こすほどの悪材料はまだ出てないと考えております。しかし、今年に入って活発化している中国の株式市場の取引シェアの6割を占める個人投資家の証拠金取引が1つ問題の種となっているように思えますし、ほとんど材料となっていないギリシャですが、こういった下げ相場の時には材料とされます。

細かな問題などはまた別で述べることとしまして、この下落は今週いっぱいは続くと考えます。

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