FX初心者入門

ショートカバー

【著者】 児山 将

売りポジションのポジションクローズ

ショートカバーとは、マーケット全般で使われる用語で、トレーダーの売りポジション(ショート)を買い戻すことをいいます。

また、ショートポジションとは、売り持ちのポジションのことをいいます。

なぜ売りのことをショートというかは諸説あるのですが、「相場が下落する時は一気に落ちる為に、売りポジションの保有期間が短いため」とよくいわれています。

反対に買いポジションを持った場合は、上昇に時間が掛かるために、保有時間も長くなりやすい為にロングといわれています。

ショートカバーが発生した例

欧州株式市場の大幅下落により、ユーロ円が約2円程の下落となりましたが、米国の経済指標を好感し、NYダウが上昇するとともに、ユーロ円も徐々に下げ幅を戻す展開に。

戻り売りの出たポイントを越えたところで、一斉に売りポジションを閉じるような急騰をみせました。

ショートカバー

ショートカバーが発生しやすい時間帯

ロンドン市場の昼休みの時間帯である19時~20時頃はショートカバーが出やすい時間帯とされています。
これは、ロンドン市場では銀行間での横の繋がりが非常に強く、ロンドンの多くのディーラーが同じポジションを取るために、利益確定の時刻も似たような時間になることが多いからだといわれています。

ショートカバーの使用例

・ユーロは、欧州の経済指標が軒並み悪いことが市場心理を悪化させているが、連日の暴落から、本日はショートカバー優勢の展開となり、戻り売りのチャンスを迎える公算です。

・欧州株式市場が下落スタートでしたが、20時頃にユーロドルが短期的に上昇に転じたことは短期勢のショートカバーだろうと推測できます。

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