FX初心者入門

円高ドル安、円安ドル高とは?

【著者】 児山 将

テレビのニュースで毎晩のように「本日の外国為替市場は、1ドル103円25銭まで下落し、昨日よりも25銭の円高ドル安となりました。」などと放送されているのを目にする機械があると思います。

円高、円安という言葉を聞いたことがないという人はいないほど浸透しているこの言葉ですが、この意味をちゃんと説明できる人は意外と少ないのかもしれません。
FXを学ぶ上で基本中の基本となるこの言葉ですから、基本的な説明からFX取引を絡めながら説明していきたいと思います。

通貨の価値という意味の円安円高

まず、円高ドル安、円安ドル高とはどういうことかというと、言葉のままになります。
円がドルに対して高くなる、ドルが円に大して安くなる。
通貨は両替になりますので、綱引きのように必ずどちらかが高くなれば、どちらかが下がるということになります。
しかし、分かる人には直ぐに分かりますが、ちょっとよく分からないですよね。

具体的に説明していきましょう。
まず、世界の基軸通貨はアメリカドルですので、単位は
『ドルに対して円がどうなるか』ということになります。
世界の通貨のトップであるドルを中心に、『1ドルは今いくらで買えるのかを見ている』ということを知っておくと、分かり易いのではないでしょうか。

では、具体的に説明しましょう。
今日1ドルが100円だったとします。
そう、1ドルを買うのに100円必要なのです。
1ドルの価値は100円ということになります。

しかし、明日1ドルが105円になったとします。
昨日100円で買えた1ドルが、今日は5円高くなっているのです。
5円分円を余計に払わなくてはなりません。
つまり、昨日よりもドルの価値が上がり、円の価値が下がった。
円安ドル高になったということなのです。

これを実際の商品で考えてみるともっとスッキリします。
2013年4月までは80円で購入ことのできたiPhoneアプリが、2014年4月以降は100円になりました。
これは、アベノミクスによる円安ドル高が進んだせいで、ドル円は80円台から100円台まで上昇しました。
円の価値が約2割も下落してしまったことから、これまでよりも多くの円を払わないとドルを買うことができずに、アプリの値段が80円から100円まで上がってしまったことになります。

円高といえば普通は80円から100円になると考えがちですが、これは『1ドルを払うために必要な金額が80円から100円になっている』ということになり、円安となりますが、表示の仕方次第ではどうしても間違えやすいですよね。

こういうことを押さえたうえでFX取引を行うと、実生活にいかに為替が関わっているのかをよく感じることができ、よりFX取引の大切さが分かるのではないでしょうか。

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